おはようから始まる朝

おはよう。

朝、鳥小屋にかけた厚い布をとって
光を入れながら、毎朝、小鳥たちに挨拶をします。
おはよう。おはようございます。

そうすると、
3羽のうち2羽が、
「おはようございまーす」
「おはようー」
と挨拶を始めます。

まるで、その言葉が一日を始める合図だということを
知っているみたいに。

Good morning
Goede morgen
Guten morgen
Buenos dias
Bom dia
早上好
おはようございます
おはようがす
おはようございました
おひんなりやったか
はえのう
うきみそーちー


一日を始めることばは
ボンジュール!みたいな一日中使えるものよりも
(フランス語圏の方、例に出してゴメンナサイ)
「おはよう、いい朝だね。もう起きた?」って
朝だけの意味を持つことばのほうが好きです。

だって、一日を始める大切なことばなんだもの。
だから、今日も。
始まりのことばは「おはよう」。


こころの奥の小さな井戸で

 img1061.jpg

たくさんの花の名前を知っていても
たくさんの雲の名前を知っていても
たくさんの鳥の名前を知っていても
たくさんの色を知っていても
たくさんの季節を知っていても
こころの奥深くに潜む小さな井戸の底で
水が枯れかかっている。

どうやって水をやろう、その場所に。
自分では届かない、その深みに。

この寂寞とした感情を
「孤独」と呼ぶのは簡単だけど
名付けた途端に、それは色褪せた嘘になる。

孤独とか寂しさとか悲しみとか
そんな簡単な言葉では
説明できないことがあまりにも多いから、
人は絵を描き、歌を歌い、物語を綴るのだろうか。

説明できないことばかりだから、
人は、毎日を生きていくのだろうか。
生きることでしか表せないから。
なぜ、生きていくのかを。


2012年03月30日のツイート

10:00
端切れを使ったバイアステープの活用術 http://t.co/rechafrX #jugem_blog
12:12
病院帰りにジョイフルホンダ。だってガソリン安いんだもの。でも148円って。ひー。
22:12
ベビー用のダブルガーゼで http://t.co/SmiWfZxQ #jugem_blog
22:23
好きなパン屋さん(2)vivo/宇都宮 http://t.co/L2K97A2Z #jugem_blog

好きなパン屋さん(2)vivo/宇都宮

DSC01743.JPG

潔い、一本クープのバゲット。
栃木県庁の少し裏を入ったところにある、小さなお店
「パネッテリア・ヴィヴォ」は
いつ行っても、狭い店内に所狭しと
商品と人がぎっちり並んでいます。

なんだか、松戸のZopfを思い出す光景!
(あそこまでじゃないけど、近いものがあります)

ここは、宇都宮の中ではいちばん
おいしくて、種類も豊富で、値段設定も手ごろで、
何時に行っても商品が揃っていて、と
通いたくなる条件の揃ったお店です。

ハード系もおいしいけれど、まるでケーキのように繊細な
ブリオッシュやデニッシュ系も美味です。
特にこちらのカスタードクリームは、バニラの香りが高くて
一度食べたらヤミツキになるおいしさです。

また、バゲットや食パンなどの本当にスタンダードなものに
ちゃんと力を入れているところも好感が持てて好きです。

食パンは、県産の地粉「ゆめかおり」や、
米粉を使ったもの、北海道産の「はるゆたか」など
いくつか種類があって、好みで選べるところも魅力的です。
でもなにより、県で唯一の小麦製粉会社にあたる
笠原産業さん(足利)の小麦粉を
主力商品にしているところがいいな、と思います。

バゲット生地を使った調理パンもいろいろあって、
あんこ好きのわたしとしては、あんバターフランスがおすすめ。
ちょっと大きめ(なのに安い!)のプチバゲットに
上品な甘さのあんとバターがたっぷり挟み込まれています。
ガリっと歯ごたえのあるクラストをかじると
粉の甘みと香ばしさが口いっぱいに広がり、
そこに優しい甘さのあんことバターが溶けるように重なって、
なんともいえない、おいしさになります。

今日は家まで待ちきれず、車の中でパクリ。
しっかりと焼きこまれたバゲット生地なので
噛み締めているとちょっと顎が疲れる(?)ほどですが
本当においしいバゲットだと思いました。

宇都宮のパン屋さんもがんばっていますね。嬉しいな。

負けずに、わたしもがんばっておいしいパン焼かなくちゃ。


ベビー用のダブルガーゼで

花柄のダブルガーゼで肌触りのいいスタイをつくりました。

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きのうに引き続き、柄ちがいと、デザイン違いでいくつか。
まだ原価計算をしてないのでお値段はつけてません。

…という商品がたくさんあります。
値段設定とか計算とか、苦手なんです〜。
つくるのは好きですが、お金のことはちょっと(泣)
経理担当がいてくれたらいいのに!
なんて、贅沢な願いを持ってみたり。

ベビー用品はちっちゃくてかわいくて、
つくってると、なんだか楽しい気分になりますね。
肌触りのいいものを選んでつくっているから
さらさら、すべすべ、ふんわり。
つくっている間も、いい気持ち。
自分まで優しい気持ちになってくるみたいです。

今日は、スタイの留め具を手芸屋さんで発見。
丸くなってて、ツメがあって、
カシメで打ち留めるタイプのスナップ。
正式名称、わかりませんが…
リングスナップ、かな?

ためしに1袋だけ購入して使ってみたら
ちょうどよかったので、
これからは、ベビー用品にはこれを使おうと思います。

明日はちょうど、カンダ手芸に買出しに行く予定なので
いろんな手芸用品を(スナップとかカシメとか持ち手とか
帽子のサイズテープとかバッグの底板とか)
買ってきたいと思っています。

会員セールが明後日までなので。行かねば!!です。
雨、あまりひどくならないといいな。


端切れを使ったバイアステープの活用術

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いろんなものをつくった端切れの残りを縫いつないで
バイアステープを作り溜めています。

それを使って、バブーシュカ(三角巾)を製作。
左はキャスの生地に生成りのバイアスでパイピング、
右は生成り地をリバティのクレアオードでパイピング+飾り。

リバティのものは自分用ですが
キャスのいちご柄はイベントで売ろうかな、と思っています。

ほかに、いろんな柄のバイアスを縫いつないだもので
ワッフル生地をパイピングして
やわらかなミニタオルを製作中。

といっても、まだ、ワッフルを裁断し
バイアスをつないだところまで、ですが。
パイピングまでたどり着くのは午後かなー。

午前の作業はちょっと中断して、
これから病院に行ってきまーす。

くしゃみがとまらないのは、もしかして風邪じゃなくて
花粉症かな…花粉症、ついにきちゃったのかな…



2012年03月29日のツイート

12:54
ベビー&キッズ http://t.co/WQAoKULt #jugem_blog
13:20
好きなパン屋さん?プチトマト(宇都宮) http://t.co/weTN2aMI #jugem_blog
13:31
はなをこえて、しろいくもが http://t.co/xzri2HQG #jugem_blog
20:59
うーん、かわいい生地を探して探して、いま自分の結論としては、絵の具で手描き?というところに至りました。手描き風が好きだけど、ナニイロは商用NGだし、ストフは高いし。じゃあ描いちゃう?なんて。布用塗料、明日から探します!絵の具かクレヨンか。ペンキもあり?なし?どうなのかな。
21:01
それはともかく、この20日近く続く微熱、なんだろう。やだなー。薬の副作用かしら。じんましんも出てるしね。まいっちゃう。明日もまずは病院。
23:55
一日、ミシンの前で http://t.co/XSTcn0wc #jugem_blog

一日、ミシンの前で

今日は一日中ミシンの前で
カタカタと縫い物をしていました。

主に、ダブルガーゼ生地のベビースタイ。
プラスマークの柄、
イカリプリントのマリン柄、
いろんな小花が集まった花柄、
水彩画風の水玉柄。
4種類の生地でスタイをつくってみました。

でも、留め具に悩み中。
普通のスナップボタンだと生地がつれて
穴があいちゃいそう…
プラスチックのアメリカンホックがいいのかなぁ。
ちょっと探してみます。まだ使ったことないのです。

スナップで留めるタイプと
紐でうしろで結ぶタイプ、
2種類つくってみました。

肌触りのいいガーゼは、つくっていても気持ちいい。
赤ちゃんに優しいものって
結局オトナにだって、優しいんですよね。

音楽をかけて、インコを部屋に放して、
ときどき肩に留まっておしゃべりする小鳥を構いながら
ミシンを縫ったり、生地を裁断したり。
こんな穏やかな働き方があるって、
去年までは思ってもみなかったなぁ。

毎日、満員電車に乗って
朝10時から終電間際まで会社にいて
家に帰っても原稿を書いたりして…
ずっとずっと、体力の続く限り仕事をしていました。

出版不況になってからは、会社は
本のクオリティよりも「効率」を求め
それから、広告の取れる仕事を強く求めていたので
わたしのように、頑なに本のクオリティを追求したいとか、
思想に合わない広告はほしくないとか、
そういう不良?社員は、きっと面倒な奴と思われていたでしょうね。

いま、この仕事がどんなふうに形になるのか、ならないのか、
まだわかりませんが、
もう、自分に無理をしないで
本当にいいと思えることだけを、
まっすぐにやっていけたら。と、そう思います。

仕事内容に関しての労力より
会社のルールや人間関係に気を遣うことに、
もう、虚しさしか感じられないので
これから先は、純粋に仕事に集中できるように
周りの環境を整えたいと思います。

だって、一度きりの人生だもの。ね。
無理ばっかりして、我慢ばかりで、
後悔ばかり重なっていくなんて、もったいないよ。
ね。




はなをこえて、しろいくもが

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はなをこえて
しろいくもが
くもをこえて
ふかいそらが

はなをこえ
くもをこえ
そらをこえ
わたしはいつまでものぼってゆける

はるのひととき
わたしはかみさまと
しずかなはなしをした


今日は暖かで穏やかな、春の陽射しを感じますね。

こんな日は、静かに、優しく、時間が過ぎていきます。

花瓶に挿した菜の花と、
空を過ぎてゆく雲を見ていたら、
谷川俊太郎さんの「はる」を思い出しました。
大好きな詩の、ひとつです。

さあ、このやわらかな陽射しのなかで
コーヒーを淹れて、
午後の仕事を始めようと思います。


好きなパン屋さん(1)プチトマト/宇都宮

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きのう、病院に行ったついでに、
近くのパン屋さんに寄ってきました。

宇都宮市の中心部(旧市街)にほど近い
路地裏の小さな、昔ながらのパン屋さん。
名前は「プチトマト」。

ラインナップはドーナツ、あんぱん、カレーパン、
チョココロネ、食パンなど。
店内に並ぶパンは、懐かしさいっぱいの、
みんなが大好きな、まさに王道!のメニューです。

そのなかで、いつも買うのはこのバゲット。
昼過ぎに行くと既に売り切れで買えないことも多い、
人気商品です。

何軒ものホテルやレストランに卸しているようで
入り口を入ってすぐのスペースには、
パンが並べられた番重(ばんじゅう)が
何段にも重ねて置いてあって、
そこには、これから出荷する予定の
お店の名を書いた紙が貼られています。

焼きたてのパンから香る甘い小麦のにおいが
お店いっぱいに満ちていて、
なんとも幸せな空間です。

きのうはちょうどお昼前にお店に着いたので
まだバゲットが3本ほど残っていて、
買うことができました。

パリッとしたクラストは
硬すぎず柔らかすぎず、
もっちり、しっとりとしたクラムは
バゲットとしては、割ときめが細かい気がします。

いわゆる、本場っぽい(フランス風の)
皮が厚くてガリッとしていて、
大きな気泡の入った、きめの粗いバゲットとは違いますが
イマドキのものとは別の、馴染み深い、
でもとびきりおいしいバゲットです。

東京のお店でたとえるなら
ヴィロンやメゾンカイザーじゃなくて
関口フランスパンみたいな、ほっとする上質さ。

いっとき、ヴィロンが日本に上陸したばかりの頃は
フランス風の本格的なバゲットがとても流行りましたが
近頃は、プチトマトのバゲットのような
昔ながらの「日本のバゲット」にも
再び人気が戻ってきていると、
あるパン屋さんでお話を伺ったことがあります。

ときどき食べるなら本場風、
毎日食べるなら日本風バゲットがいいかな、
なんて、最近のわたしは、そんなことを思っています。


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