生きる

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谷川俊太郎さんの「生きる」という詩に、
松本美枝子さんの写真を合わせた写真詩集を
きのう「analog books」さんで買いました。

先月の「丘の上のマルシェ」で見かけて、
買いそびれていた、貴重なサイン本。
(刊行記念イベントを水戸で行った際のサイン本なので
茨城でのイベント時に持ってきてるんですって)
よかった、残っていて!

1ページに何行も印刷されているのではなく、
1ページに1行、写真も1点。
その贅沢な構成によって
言葉と写真の強さが、いっそう際立っています。

ひとつページをめくるたび
言葉と写真が、迫力を持って読み手に迫ってくる。
そんな一冊です。


「生きる」

生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木漏れ日がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと

生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと

生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ

生きているということ
いま生きているということ

いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ

いまいまがすぎてゆくこと

生きているということ
いま生きてるということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ

人は愛するということ

あなたの手のぬくみ
いのちということ



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谷川さん、文字も雰囲気がありますね。

さあ、今日も
いまを生きましょう。



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