3月になりました

3月になりました。
2月と聞くと、まだ冬だなぁと思うけれど
カレンダーをめくって3月の頁になった途端
春が来たような気になります。単純ですね。

とはいえ、今年は庭の水仙が花芽を出さず
暖かすぎた12月の間にぐんぐん伸びた葉が
先端から少しずつ枯れてゆくのを
寂しい思いで見守るだけでした。
仕方ないのでワーズワースの水仙の詩を読み
想像の中で花を楽しむ今日このごろ。

スノードロップも芽を出さないし
春らしいものといえばリュウキンカだけ。
枯草ばかりの寒々しい庭に灯る明りのように
黄色い花が、冷たい土を照らしています。

20日を過ぎるころになると
この町にもツバメがやってきて
いつものように巣作りを始めるはずですが
気候がおかしいので、今年は大丈夫かなと
ここ数年いつも不安になります。
いまごろ、どこかの海峡を渡っているのかな…

今月のイベントは桜が咲き始めるころなので
まだもう少し時間がありますね。
先日、素敵な花柄リネンを仕入れてきたので
次回は春らしいかわいい花柄を揃えて、
イベントにお持ちできそうです。
 

お菓子教室の販売会でお会いしたみなさま、ありがとうございました!

きのう・おとといはご近所にある素敵なイギリス菓子教室

「Galettes and Biscuits (ガレット アンド ビスケット)」さんのチャリティーお茶会で

リバティ小物をちょっとだけ販売させていただきました。


みなさまの楽しいひとときにお邪魔させていただき大変恐縮でしたが…

リバティをお好きな方とたくさんお会いすることができて

とっても嬉しかったです。

ありがとうございました!


実は2年前にも同じように販売させていただいたのですが、

今回はそのときよりも少し品数を増やして、いろいろとお持ちすることができました。

最近小さなものばかり制作してるので、限られたスペースでもけっこうたくさん並べられます♪


お茶会ということで、普段のイベントとは違い、

コースターとかティーコゼーとか、お茶関係のアイテムを多めにお持ちしました。

あの素敵な空間に置かせていただくと、

いつもの商品もぐっと素敵に見えて…うっとり〜。

ちなみに、コースターは今までつくっていたリバティ×リネンのものとデザインを変えて

ちょっと新しいバージョンでご用意しました♪

表はリバティ、裏はリネン、というシンプルな形ですが、これが使いやすいかな?

と思っております。


短い時間でしたがみなさまとご一緒できて楽しかったです。

本当にありがとうございました。

(今回の売上金は、2割を東日本大震災復興支援のために寄付させていただきました)


自宅にはミニバッグやヘアターバン、ブックカバーなど、

お茶会にお持ちできなかった商品もいろいろ揃っております。

ご興味ございましたらぜひお立ち寄りくださいませ。

その際はお手数ですが、メールにて事前にご連絡いただけると大変ありがたいです。


最後になりましたが、このような機会を設けてくださった

「Galettes and Biscuits 」さま、本当にありがとうございました!

イベントにもわざわざ来てくださったり、

いつもホントにお世話になっております。とってもありがたいです…涙。


ということで、ブログ上ではありますが、とりいそぎ御礼まで。



平均律

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ぜんぜんお裁縫と関係ないけど、今年の目標。
ツェルニー50番と、バッハの平均律。

こどもの頃は大嫌いだった基礎練習。
でも今はあんまりイヤじゃない。なんでだろう?
(イヤになるほど長時間やってないからかも?笑)

やる意味がわかったからかな。
つらいのは、やっぱりつらいんだけど。

「苦しいこと」を意味もわからずにやるのはしんどいけど
意味がわかって、それが必要だって感じると、
自分からやろうって思える。つらいことでも。

好きな曲を好きなように弾くだけじゃ
音符を追ってるだけで「音楽」には全然ならなくて、
ちゃんと音楽を奏でるためには、
やっぱり基礎を鍛えないとだめなんだって
今は、よくわかる。
技術がないと、音楽の中で自由になれない。
なんて言っても、そんな領域はまだまだずっと先で
生きてるうちには…到底、辿り着けないけどね。

そんなわけで、今年は、ミシンの合間にコレやります。

平均律は、茫洋とした海、みたいなものなので
なんていうか、果てしない旅に出ようとしている気分です。
実りある旅ができますように。
 

真岡・大前神社の骨董市

きのうは真岡・大前神社の骨董市の日!(毎月第二日曜)

骨董市をやってることは以前から知ってたのですが

今回初めて行ってみました。


というのも、

いつも近所の問屋町でやってた朝市がなくなっちゃって

頼りにしていた糸問屋さんに会えなくなったから!

(骨董市だけど、糸屋さんも出てるのです)


朝8時からやってるのですが、外の気温はまだ−3度…極寒です。

分厚いダウン着てニット帽かぶって

マフラーぐるぐる巻きの、完全防寒。いざ!GO!


現地に着いてみると、五行川の両岸にたくさんのお店。

あるある…たくさんあるー。骨董品が。

骨董は買うつもりなかったので、なんとなくのぞいて歩いただけですが

古布のお店がけっこう多かったので、

柄を見て歩くだけでも楽しい。

そしてなぜか大量に売られていた麻紐…

質がよさそうだったので、つい買ってしまいました。

しっかり撚ってあるし、細くて使いやすそうだし

編んでカゴにするか、ガーランドの紐として利用するか

どうしようかな。いろいろ使えそうです。


参道から境内まで、ずーっと骨董品のお店が続いているのですが

乾物屋さんとか和菓子屋さんとか海産物のお店とかが

ときどき混ざっていて、

そういうところで、つい買い物しちゃうんですよねー。


で、結局帰る頃には、バッグいっぱいの戦利品…

これでもいろいろがまんしたんですけど。

オールドノリタケのティーセットとか。

かわいかったなー、あれ。


毎月やっている市なので、たぶんまた近いうちに行くと思います。

掘り出し物が見つかるといいな♪




今年もよろしくお願いします

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寒い日が続きますね。

冬ごもりしていましたが、糸とボビンの新しい1年

ゆっくりとスタートしました。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。


来月の予定はまだ決まってないのですが

3月からいろいろと忙しくなりそうです。

イベントの日程が決まってきたら、またご報告いたします。




気球に乗って

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今朝7時半ごろ、家から見えた気球たち。
実際にはこの4〜5倍は飛んでました。もっと?
空いっぱいに広がる色とりどりの気球。
なかなかメルヘンな光景です。

毎年今ごろになると
鬼怒川の河川敷で気球の大会が行われます。
すっかり秋の風物詩。
自宅から撮ると逆光だし、ちょっと遠くてうまく撮れない…
横着しないで川まで行けばよかったかなー。

お天気もいいし風もなくて静穏だし
きっと気球に乗ったら気持ちいいだろうな。



空の青と銀杏の黄色

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市立図書館の前の銀杏並木。
まだ緑色の木もありましたが、だいぶ色づいてきました。
空の青と黄色い葉のコントラストがきれいです。

銀杏の葉が落ちると、いよいよ冬ですね。


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近くの公園を少し歩きました。
落ち葉の匂いをかぐと、なんとなく落ち着きます。
今日はちょっと気分転換。

さて、明日の準備をしなくちゃ。


益子陶器市で陶製ボタンとおいしいパン!

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秋の陶器市は11月1〜5日までの5日間。
今年は初日に行ってきました!
とっても爽やかないいお天気。
9時前に着いたけど中心部の駐車場は既に8割ぐらい埋まっててびっくり。
わたしは混雑を避け、少し離れた穴場の駐車場へ…
そこから5分ほど歩いて城内坂を目指します。

まずは共販センターの裏手から登り窯の脇をぐんぐん上り、
遺跡広場のところの「かまぐれの丘」へ。
人気作家さんのブースは整理券を配っていたり、
人だかりができていたり…早朝からすごい活気。

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ときどき陶製ボタンをオーダーでつくっていただく
「gramme.」さんのブースでお買い物。
ボタン以外にもかわいいものがたくさんで
目移りしてしょうがない…!
掛時計がカワイイ…でもうちには似合わないから買えず。涙。

丘を堪能した後は、メインストリートの城内坂まで降りて
駅方向へぷらぷらと歩きます。
通りから少し入ったところに小さなテント村がたくさん隠れているので
それをひとつひとつ、のぞいてまわります。
歩いていると、あちこちの屋台からイイ匂い…
誘惑に打ち勝つのがホント大変です。

藍染屋さんの日下田さんのところまで来たらUターン。
今度は道路の反対側をのぞきながら来た道を戻り、
共販センターも越えてもっと先まで。
見目さんのあたりにあるテント村も
若い作家さんが多くて楽しいですよ。おすすめ。

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そして今回は「明窯」の角を曲がって細い坂道を上り
「益子時計」へ向かいます。
メインストリートを外れたとたん、急に静かに…

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そして5分ぐらい歩くと「益子時計」に到着!
目的はお隣の「えみぱん」さんだったのですが、
オープン前に着いたので益子時計でまずはコーヒーを。
ひと休みしてからお店を出ると、既に扉の前に行列が〜
みんな、コッペパン目当てかしら。
ここは、ふわっふわのできたてコッペに
好きなフィリングをはさんでくれる方式。
今回は、あんこ+マーガリンをいくつか購入しました。
それとオレンジブレッドと、焼菓子も少々。
(パンは配ったり食べちゃったりで
結局写真に撮るのを忘れました…すみません)

その後、つかもとさんの前を通って
仁平古家具店と益子陶芸村へ。
仁平さんのところで、ちっちゃなガラス瓶を買いました。
むかしの病院の薬の瓶…好きなんですよねー、古い瓶。
ついつい買っちゃって、増え続けています。

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今回の戦利品のなかから「gramme.」さんのボタン。
リンゴとえんぴつがかわいすぎて…一目惚れ。
たぶん、もったいなくてしばらく使えないでしょう…

丸い水色のボタンはざらっとした質感で
菱形っぽいボタンはつるっとした質感。
どちらも好きな感じです。
陶製のボタンは、ぽってりした厚めのボタンが多いのですが
こちらのボタンはそんなに厚くなく、すっきりした印象で
洗練されてるっていうか繊細っていうか…
とっても素敵なんです。大好き。

ということで益子陶器市、5日まで。
お時間ある方はぜひ!



下諏訪温泉と岡谷のうなぎ

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先週末、久しぶりに長野に行ってきました。
山のほうは紅葉が始まっていますが、町はまだ緑。
こちらは諏訪大社、下社の秋宮です。

いつも混乱してしまうのですが、
諏訪大社は諏訪湖をはさんで上社と下社があり、
上社はさらに前宮と本宮、下社はさらに春宮と秋宮に分かれていて
ぜんぶで4つの神社から成り立っています。
なので、ココは何宮だっけ…と
いつもわからなくなってしまいます。

下社周辺は中山道と甲州街道が合流する地点で、
古くから栄えた宿場町。
昔の面影を残した趣のある町並みを歩くと
通りのあちこちで、源泉が湧いているのを目にします。
ここ下諏訪温泉には現在、20軒ほどの旅館と
10軒の共同浴場があるということで、
今回は2つのお風呂に入ってきました。
開湯は古く、約700年前。
その時代から続くという「旦過の湯(たんがのゆ)」は
新しくしたばかりなのかピカピカな建物で
昔の名残はなかったのですが、
「菅野温泉」は古い銭湯っぽい雰囲気で
なかなか味わいのある浴場でした。

そして、下社とは車で10分ぐらいの距離にある
岡谷市のうなぎの名店「水門」へ。
ここに来るのは3度目…いや、4度目かな?

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いつもはお重をいただくのですが、今回は丼の上。
岡谷のうなぎは甘めのタレが特徴的なのですが、
炭火でさっくさくに表面を焼くので
とっても香ばしく、その香りと甘いタレがすごく合うんです。

関東風に背開きにしたうなぎを
関西風に、蒸さずにじっくり炭火で焼き上げる…
というのが、おもしろいです。
関東と関西の中間に位置しているから、ですね。

ふっくら蒸した関東風の食感も好きですが、
蒸さずに焼いたうなぎの、むっちりと弾力のある食感、
香りの高さも魅力的だと思います。

「水門」のうなぎは肉厚で野生的。
口に入れたときの、パリッ、さくっとした皮の歯触りと、
噛み締めたときの、むちっとした歯ごたえ…たまりません。
ぜひまた訪れたいと思います!



今日は十五夜ですよ

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このところぜんぜん商品の写真撮ってませんが、
毎日せっせとつくってますよ。
夜はたいてい、ボタンつけたり
まつり縫いしたり…の
細かい仕上げ作業。
今日の分はさっき終わって、
ちょっとお月見。

まあるい月が南東の空で光っています。
きれいな月夜ですよ。


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