タンポポの花からつくった「ぴ-GARDEN」さんのタンポポミツ

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この前のびわ市でおとなりだった
「ぴ-GARDEN」さん http://pigarden.exblog.jp/ の
「タンポポミツ」です。
びわ市のたびに気になっていたのですが、
ずっと買いそびれていて…ようやく購入。

春にタンポポの花を摘んでつくるそうで
摘み取れる期間は、満月のころの約1週間だけ。
月が満ちるころ、花にもエネルギーが集まってくるので
そのときに摘み取るのがいいそうですよ。
バイオダイナミック…っぽい感じですね。

バイオダイナミック農法には詳しくないのですが
太陰暦に基づく農事のほうが自然というか、
理に適っている気がするので
現代的な農法より、ずっといいような気がしています。
商売として成立させるのは、
いろいろと難しいのかもしれませんが。
…ちょっと余談になりましたね。

こちら「ぴ-GARDEN」のピアさんは、
市貝町の畑で無農薬・無化学肥料栽培で野菜や果物を育て、
ジャムやミツ、ピクルスをつくっていらっしゃいます。
「規模を拡大することなく、
自分の目の届く範囲でやっていきたい」という考え方が
とても素敵だな、と思いました。

規模を拡大して、たくさん生産できるようにするためには
作業を分業して効率化したり
不自然なものを使ったりしなければならなくて、
それによって失われるものがたくさんあると、
わたしは思っています。
「均質なものを大量に安定的に生産すること」
ばかり追求するのは、もう、違うんじゃないかな。

さて、肝心のタンポポミツの話ですが、
ミツバチじゃなく人の手で花を摘んでミツを集める…
ということに、おどろきました。
そんなことできるんですね! すごい。
ゆっくりじっくり、花を煮詰めてつくるそうですよ。

花の香りを残した白砂糖バージョンと
コクのあるきびざとうバージョンがあったので
今回はタンポポの香りを楽しみたくて、白砂糖を購入。
優しい、春の香りがします♪



ココファームの「農民ドライ」と「こころぜ」

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週末に友だちと飲もうと思って
ココファームワイナリーのワインを買ってきました。

どちらかというと日本酒派ですが(お米好きだから)
ワインも好きです。
でも、飲むと頭痛が…
ということで、このワイン。
ビオワイン系だとあまり頭痛にならないので安心!

気温が高いせいか赤って気分じゃなかったので
白とロゼを買いました。
(でも明日から少し気温下がるのかも?)
おいしいチーズと一緒にいただきます♪


六花亭の花柄の丸缶!

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以前も書いた気がしますが、六花亭が大好きです。

もちろん、おいしいから好きなのですが
(マルセイバターサンド大好き!)
なんといってもパッケージがイイ!
すみずみにまで気を配ってる感じがいいんですよね…
丁寧さが伝わるっていうか。
商品自体のデザインも、一個一個の包装も、
箱のデザインも、紙袋も素敵。
もう、どこまでも素敵なんです。

とくに、エゾリンドウなどが描かれた
あの包装紙が大好きなので、
その缶を見つけたときには興奮しました!
詰め合わせ用の大きなサイズの缶(315円)で
空港などでは見かけませんが、
札幌市内のお店でたまたま発見。
もう、迷わず即購入です。かわいいー!
(手芸材料を入れて使います!)

そして同じお店で、以前から気になっていた
チーズサブレ「リッチランド」も購入。

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牧草を入れておくサイロの形を象っています。
昔ながらの煉瓦積みのサイロなのがポイント!
今はもう見かけませんね、このタイプ。
写真でしか見たことないのですが、
すごくかわいいんですよー、煉瓦積みサイロ!
酪農が盛んな北海道らしいデザインです。
サブレ自体もチーズとバターたっぷりで、
ちょっと焦がした感じのチーズが
香ばしくって、おいしいです。

このサブレ、1つ1つ個包装になっているのですが
その袋に帯広のこどもたちの詩が印刷されているんです。
しかも全部違う詩。
(詩の内容がこれまた微笑ましい…)
素敵でしょ?

ということで、
ますます深まる六花亭愛なのでした。


バイオダイナミック農法の秋摘みダージリン

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会社勤めをしていた頃は毎日コーヒーでしたが
ここ数年、紅茶と緑茶をよく飲んでいます。

以前住んでいた家の真向かいには
コーヒー屋さんがあって、毎朝、
豆を焙煎するいい香りが漂ってきていたので、
自然とコーヒーを飲む機会が増えていたのかも。

ところで、この紅茶は
あるご縁があって、いただいたものです。
バイオダイナミック農法でつくられた、
無農薬・無化学肥料の秋摘みダージリン。
お花のようなとっても華やかな
いい香りのするお茶でした。

バイオダイナミック農法は
月の動きに合わせて農事を行う有機農業で、
たとえば、満月の日に種を蒔いたり、
収穫をしたりする育て方です。

そういえば、昔のカレンダーには
旧暦に基づいた農事暦が載っていました。
(最近のカレンダーでは見ませんね…)
なので、農業と旧暦(太陰暦)は
関係が深いような気がしていましたが、
もっと言えば、月の満ち欠けと
植物(動物も?)の生育には
深い関係があるのかもしれませんね。
…ということで、バイオダイナミック
(というか、旧暦?)にはけっこう興味があるのですが、
実はまだそんなに詳しくありません。
機会があったら、もう少し勉強してみようかな。


西荻窪「こけし屋」のレトロなクッキー缶

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以前から気になっていた、西荻窪の洋菓子店
「こけし屋」さんでクッキー缶を買いました。

包み紙がレトロな雰囲気でとっても素敵。
深緑色の地に、落ち着いた深い赤で
人物が描かれています。
チロリアンな感じの衣装でかわいいです。

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「すてきー、かわいいー」を連発していたら
お店の方が包装紙を分けてくださいました。
嬉しい! ありがとうございます。

紙袋のほうもインパクトのあるデザイン!
色使いもレイアウトも、大胆で潔く
とっても素敵だと思います。

ところで、この包装紙の絵、どこかで見たなぁ…
と思って考えていたのですが、
思い出しました!(←すぐ思い出せなかった)
神田の「志乃多寿司」や
学芸大の洋菓子店「マッターホーン」などの
包装紙も手がけた、洋画家・鈴木信太郎さんの絵です。

そういえば志乃多寿司のいなりずし、大好きだったなー。
以前、東京で会社勤めをしていた際に
自宅から会社まで自転車通勤していたのですが、
ほぼ毎日、志乃多寿司の前を通っていたので
よく贈り物用に買っていました。

…と、話が逸れましたね。
志乃多寿司の話はまたいずれ。

肝心の、こけし屋さんの中身です。

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正統派な、折り目正しいクッキー缶。
缶のデザインも素敵。
かわいい…? イヤ、ちょっと怖いかも(笑)
でもクラシックな雰囲気でいいですね。
昔ながらの洋菓子店、という感じ。

入っているクッキーも、さくさく、ほろほろ、
バターのいい香りがして
とってもおいしいです。
コレ贈り物でもらったら嬉しいだろうなぁ、きっと。

お店のショーケースに並んでいた
ほかの焼菓子も生ケーキも、
仕事がとっても丁寧な印象なのに
お値段はけっこうお手ごろで、
あれもこれも、買いたいものばかりでした。
うーん、長年愛され続けるお店なのも納得!

ということで、しばらくの間
贅沢なお茶の時間が楽しめそうです♪
(生地や商品の紹介よりも
好きな食べ物の紹介のほうが詳しいっていう、
本末転倒なブログでスミマセン。食いしん坊なもので)


九段一口坂「さかぐち」のお煎餅

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東京・九段の一口坂
(靖国通りから外堀のほうへ下る細い坂道)にある
さり気ない佇まいのお煎餅やさん「さかぐち」。

お煎餅やさん…というよりは、
正確には「あられ&かきもち」のお店
と言うべきかもしれません。
お店の名前にも「御あられ処」と書いてあります。
(「あられ」と「かきもち」は、
うるち米ではなく餅米を使います)

デパートに出店したりしないし、
取材も基本的には受けてないようなので、
本当に“知る人ぞ知る”といった感じの名店です。

わたしがこのお店を知ったきっかけは
以前、勤めていた会社が九段坂上にあって
毎日お店の前を通っていたから、なのですが、
(その次に勤めた会社も九段から近かった…)
でも、毎日通っていても
店構えがとってもさり気なくて、
そこがお煎餅やさんだと気付くまで、
半年以上かかった気がします。

お店に一歩入ると、大小さまざまなあられが
ガラスのケースにびっちり入っているのが見えて
なんていうか…壮観です。

どのあられも、美しく端正な姿をしていて、
形といい、艶といい、見るからにおいしそう。
そして贈り物用には、箱の中に
隙間なくきっちりとあられを詰めてくれるので、
それが、本当に気持ちいいんです。
(余計な包装とか上げ底とかのない、
誠実さを感じる詰め方!なんです)

「ここのあられが本当にいいんだよー」って
以前友人に話をしたのですが、
きのう東京から来てくれた彼女に
この詰め合わせをいただいて、本当に感激!でした。
ありがたくいただきます〜

ここぞ!という時の贈り物に
ぜひおすすめの一品です。


ハンガリー、カロチャ刺繍のブラウス

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ブダペストで買った「カロチャ刺繍」のこども用ブラウス。
(いずれお店の壁に飾ろうかな、と思って買って来ました)

カロチャはブダペストの100kmぐらい南にある古い町で
そこで生まれた刺繍が
いまではハンガリーを代表する民芸品となっています。

ぷっくりとした立体的で光沢のある花の刺繍が特徴で、
ほぼシンプルなサテンステッチで作られています。
赤や紫が伝統的な色使いだそうです。
ハンガリーだけでなく、
チェコでもスロヴァキアでも感じましたが、
東欧の刺繍は、イギリスやフランスの刺繍よりも
太い糸で刺すことが多いようです。
そのため、ざっくりとした手触りのある
民芸品らしいぬくもりに仕上がっています。

チェコの手芸屋さんでも、刺繍糸をたくさん見ましたが
どれも太くて硬い、しっかりした糸で
ちょっとびっくりしました。
刺繍糸というより、わたしがふだん使っている
太めのレース糸に近いような…

このブラウスでは見られませんが、
刺繍した部分のまわりの糸を抜いて、
さらに別の糸でかがってレース状に仕上げたものが有名です。
ドイリーやテーブルクロスとして売られていました。
(糸を編んでレース状にするのではなく、
布の糸を抜いてレース状にするのはとっても大変!で
非常に手間のかかる技法です。
わたしにはとても無理…)

ハンガリーの女の子は、いまでも、
こどもの頃から刺繍を習っているんですって。
そうやって代々受け継がれていく技術がある
というのは、とても素敵なことですね。

このカロチャ刺繍以外にも、ハンガリーには
マチョー刺繍、イーラーショシュなど
地方によって多様な刺繍が存在するそうで、
どれも個性的で、違った魅力があります。

刺繍は、主に民族衣装の中で発展してきたので、
民族の成り立ちと深いかかわりがあります。
模様のひとつひとつ、
色使いのひとつひとつにも意味があり、
知れば知るほど、ますます興味が湧きます。

次に行ったときには、
それぞれの刺繍の町を訪ねてみるのも
おもしろそうだな、なんて思っています。


パッケージがかわいい、西光亭のクッキー★クリスマスバージョン

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おいしいお菓子が大好きです。
かわいいものも大好きです。

そんなわたしのために、
手創り市に来てくれた友人たちが
おいしいお菓子をたくさんプレゼントしてくれて
きのうは、嬉しい悲鳴!でした。

そのなかのひとつ、
代々木上原の「西光亭」のくるみのクッキー。
ほろほろ、さくさくのクッキーが
たーっぷりの白い粉砂糖の中に埋まっていて、
とっても贅沢な気分になれるお菓子です。

りすの絵柄が印象的なパッケージは
いろいろと種類があるのですが(どれもかわいくて迷う)
今回のものはクリスマスバージョン!でした。
サンタ帽のりすが、たまらなくキュート★


パッケージがかわいいお菓子をいただくと、
すっごく、しあわせな気持ちになりますね。
おいしいのも大事だけど、かわいいのも重要!
「テオブロマ」のキャラメル缶とか、
「デメル」や「ラデュレ」や「ボワシエ」…
(ヨーロッパの老舗菓子店の箱はどれもかわいい!)
かわいくて、大好きです♪
眺めているだけで、しあわせ…

ほかにも、シュトーレンとか
雪の形をしたクッキーとか
クリスマスっぽいお菓子をたくさんいただきました。
みんな、どうもありがとう!

ちょっとずつ、大事にいただきたいと思います。


やっぱり本が好き

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茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」。
初めて読んだのは、教科書でした。

それから何度も何度も何度も
この詩を読みました。
きっと、人生でいちばん読み返した言葉。

読むうちに、言葉が身体に染み込んで
自分の真ん中に、
一本の軸ができました。

迷ったとき、苦しいとき、
いつも、ギリギリのところで
倒れずに済んだのは、
その軸があったから…
だと、思っています。

その、大切な一篇と
昨日「みわの森」で、また、出会いました。
(「みわの森」は古河で行われたイベントです)

見つけたのは「古本屋shinki」さんの本棚。
自分の家の本棚みたいに、見覚えのある
親しい本ばかり並んでいたので、
思わず足をとめて、そこに並んだ
古い背表紙の文字を、目で辿りました。

昔から繰り返し読み返した本、
どこかで手放してしまった懐かしい本、
何度も買おうとして手に取りながら
なかなか買わずにいた本、
大切なあの人に贈った本…

再会。

もう一度出会うことができた大好きな本たちを見て
そんな言葉が浮かびました。

こうしてまた出会ったのは
きっと、自分の人生に必要な本、だからかな。
そう思い、手に取った本を購入して、
帰ってきました。

茨木さんの「自分の感受性くらい」と
長田弘さんの「本という不思議」と
絵本の「ちいさいおうち」。

ふつう、古本屋さんは
仕入れてきた本を売っている場合がほとんどですが、
「shinki」さんは今回初めてイベントに出たそうで
並べてあったのは全部、私物の本でした。

だからかな…なんだか、どの本からも
大事に読まれてきた時間が
そこに刻まれているような…
そんな気配が漂っていました。

(話は逸れますが、
人の本棚を見るのって、どきどきしませんか?
日記をのぞき見ちゃったような…
心の中まで、見えそうな気がして)

…なんて、いろんなことを考えていたら、
やっぱり、今日も思いました。
「紙の本が好きだなぁ」って。

だって、本を読んでいるとき
わたしたちが読んでいるのは、
文字情報だけじゃなくて
間とか、時とか、空気とか、手触りとか、匂いとか…
そういう全部で、
それは、新刊よりも、むしろ古本になったとき
もっと熟成されて…読み手に伝わってくる気がするのです。

日に焼けて変化した紙の色、
何度も手にとって擦り切れた表紙の傷さえも、
むしろ、愛おしい。


「今年は電子書籍元年です」なんて
ニュースで言っているけれど、
わたしは、iPadもキンドルもいらない。

紙の本だから積もっていくものがある。
蓄積されていく時間がある。
手触りから蘇る記憶がある。
それをわたしは知っている。
それで十分。それだけで…


ボタンの見本帳

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本日の朝市で買ったボタンシート。
超掘り出し物!
1シート、100円ですよ。
(ふつうに買ったら1個30〜50円ぐらいの物なのに!)
なんてお買い得…

色とりどりの、ボタンの見本帳です。
つい、たくさん買っちゃいました。

見本帳だから、同じボタンは2個ないので
洋服とかには…使えないけれど
小物をつくるときには
1個だけ使うこともよくあるので、
わたしにとっては、宝の山、です。

あれにしようか、これにしようか。
いろいろ考えて、わくわく!です。

でも、使わずに飾っておいてもかわいいなぁ。
なんて。
うーん、迷う…


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